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★2009年10月某日施工

やっと少しづつですが手を付けています。
セル一発始動を目指すメンテナンス作業としてはキャブレタークリナー洗浄剤施工から1ヶ月近く経過してしまいましたが...
今回はマイ・SA2号機サバンナRX-7(SA22C)の TOPページにも追加したサービスデータにもあるように純正指定プラグNGKのB7EMにプラグ交換しました。(標準型であるB6EMは既に廃盤のようです)
因みにNGKスパークプラグのBはネジ径14mm(P=1.25)で 6と7の違いは熱価の違いです。EMについては未だ解明しておりません(苦笑
これシックネスゲージと今回新調するNGK・B7EMスパークプラグです。
レシプロエンジンと違いロータリーエンジンに使用されるスパークプラグの電極は2極ありギャップの調整は不要、これは面倒くさがり屋のボクにとっては正直非常にありがたいです(爆
また電極を調整しようと動かすと逆にガイシを破損する恐れがあるので調整はしてはいけません。ですが小心者なので念のため...シックネスゲージを無理やり挿入(笑
次に用意したのが塗る派と塗らない派と分かれるところかもしれませんがスミコーのモリペースト500(二硫化モリブデングリス)これはエンジンのプラグホールのネジ山のカジり防止の為に使用します。特殊鋳鉄製とは言えエンジンブロックのネジ山なんてチョットした事でカジってしまったりしますし潰れたネジ山の修復費にはバカになりません、なんてったって希少な12Aロータリーエンジンですから、愛情と少しの出費は惜しみません(笑
極細の筆でプラグのネジ山にモリペースト500を塗布します。
塗布といってもネジ山が埋る程ではなくネジ山に色塗りする程度、極少量で十分です。これだけで手に持ったプラグをねじ込む時、スーッと滑り込むような感覚を味わえワンランク上のメンテナンスが出来たなって実感できますよ
そして全て無事取り付け完了♪
RX-8の比ではありませんが12Aロータリーもフロントハウジング側はスペースが無くプラグ交換の作業性は決して良いとは言えません。
こんな時に役に立つのが小さなスタビータイプラチェットレンチで機能性&価格ともに納得のSIGNETの12531をコーケンの3300Cスパークプラグソケット(クリップ付)のソケットサイズ20.8mmを愛用してます。
ちなみにボクのSAのスパークプラグの締め付けトルクは1.5~2.1㎏/mで、今回の締め付けトルクは感によるものなのでオーバートルク決定です(苦笑
因みに、これが今回摘出したスパークプラグで廃盤のNGK・B6EM...
しかし凄い状態です。キツネ色って???な感じで真っ黒に...

・スパークプラグチェック項目
①プラグの焼け具合、カーボンで黒くくすぶっている場合は、混合気の濃過ぎによる失火。またはプラグのヒートレンジの高すぎ。
②絶縁体の破損の有無。
③電極の消耗状態。
④カーボンの付着。
⑤ガスケットの損傷、哀損

いや~何時間?どれ程の距離?に使用してきたんでしょうね...
摘出したプラグはチェック項目の全てをフルカバーしています。
ってか付着したカーボンで電極が成長して来ているほどです(爆
今後はキャブレターの調整も必要ですが知識や技量がないので今後の楽しみの為にも是非習得したいメンテナンスです。
次回は12Aロータリーエンジンのディストリビューターキャップとローターの交換、及びポイント調整にチャレンジしてみたいと思います。

旧車乗りの憧れセル1発始動とアフターファイヤーよさようなら~♪のために(笑



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