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Z32をいつまでも美しい状態で保つのは非常に難しいかも知れませんね。
手にしてつくづく感じました観上の弱点は各部樹脂パーツの経年劣化や紫外線、酸性雨などによるルーフモール、ウンドウサイドモールなどなどエクステリア系をとっただけでもまだまだ出てきそうですし、車種に関係なく塗装の焼けやメタリック系やパール系などはソリッドカラーとは違いクリアー塗装処理がなされているので、やたらにコンパウンドなどを使って一皮剥くってことも出来ませんからね。
話しが長くなりましたが本題のZ32カウルトップのリフレッシュしてみましょう
ボクと同じくZ32乗りの方や他車種にお乗り方に参考になるかどうかは解りませんので、おバカな一例として気楽に読み流し下されば幸いです。

お恥ずかしい画像ですがこれがボクのZ32のカウルトップです。
表面の塗装は完全に劣化し剥がれ下地の樹脂が露出してますし、かなり荒れてます(涙
それでは分解して行きます先ずはワイパーを外しますがこの部分のキャップを小さめのマイナスドライバーで外しますがワイパー同様にZ32のカウルトップは左右に分かれた構造となっています。
ハイ♪外れましたね次はワイパーアーム本体を固定してるナットを外します。
左右ともワイパーアームを固定しているナットは14ミリのソケットで簡単にゆるみます。
ナットを外せばアームはテーパースプラインの軸に圧入されているだけなので『エイっ』と気合でまっすぐに引き抜きます^^
それと別に外すのはプラスチック製のプラスビスが数箇所有ります。
中には長方形の小さなキャップで目隠しされている箇所もあるのでよ~く探して見てください。
必死で作業していた為写真を撮るのを忘れてしまいました^^;
ハイ!これで外し終わりましたワイパー同様にZ32のカウルトップは左右に分かれた構造となっていますのでちょっと面倒でした(苦笑
錆びはマシでしたが汚れは酷いですね^^;
ここも簡単に清掃して一応WAXを掛けておきました。
プラスチックのビスも全て無事取り外せたので外したカウルトップとワイパーアーム達を並べて、ハイ!チーズ♪
キッチンのコンロ周りや事務所のロッカーなどヤニや油汚れもサァッと洗い落とせるオレンジクリーナー750で優しく洗浄します。
劣化の為やや変色していますが良い感じで長年の汚れが流れ落ちて行きます♪


んがーーーっ!!

紫外線や酸性雨の影響でしょうか?!
洗うとカウルトップの換気口のメッシュ部分がポキポキとおれました...(涙)
しっかり乾燥させた後、気を取り直して作業再開です♪紫外線劣化と酸性雨の影響でしょうか?カウルトップの腐食は月面のようです!(汗
よ~く見てはダメですよ(笑
補修しようか、そのままで塗装まで行こうか、実は悩んだのですがせっかくですから1剤製の薄塗り専用パテで補修してみます。
この行為は焦ってはいけません、じっくり時間をかけて乾燥させましょう♪^^
ボクの場合1週間経ってしまったのですが、十分乾燥させたら耐水ペーパーで研ぎます。家族の理解が無いボクはいつもの深夜作業です(汗
実物を見ていただけないのが非常に残念なほどです!根性の賜物!我ながら良い出来です!(満^^
さて、残るは折れてしまったメッシュ部分の修復ですがボクが今回選択したのはアルミ製のエキスパンドメタルと言う商品です。
エキスパンドメタルをカウルトップの裏側に接着するのに用意したのはグルーガンです^^

感の良い方はもう解りますよね!
しかし事前処理としたカウルトップの裏側にチョイとハンダ鏝で加工を施しました。
これは熱し融けたボンドスティックがエキスパンドメタルに絡み、更にカウルトップに根を生やしたようにしっかり固定するためです^^
適当な大きさにカットしたエキスパンドメタルをグルーガンにて接着♪しっかり固定できました。ボク的には大満足の出来です。
最後に塗装をして完成です^^
ボク的にはDIY派に特におすすめなのですが、このようなショートパーツはタイホーコーザイの半艶ブラック缶スプレーが良いと思います。レストアや現状維持など色んな箇所を補修するに当って色合せの手間も省け意外と純正っぽいので全く違和感も感じません。
換気と周囲の養生はしっかりと!乾燥も速いのであとは組み上げれば終了です^^


完成の画像は復活の暁にお見せしますので...^^;



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