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『醜い動物保存協会』

2013年日本では実物大のぬいぐるみが発売されるなど大人気を博したダイオウイカですが、イギリスでは生物学者兼テレビタレントで、『醜い動物保存協会』の「終身会長」を務めるサイモン・ワット氏が19日夜、同協会の新マスコットを決める投票の結果、深海魚のブロブフィッシュが選ばれたと発表した。
ワット氏は、新マスコットにブロブフィッシュを推薦した英国のコメディアン、ポール・フット氏に認定証を授与した。

米海洋大気庁(NOAA)によると、ブロブフィッシュは、おたまじゃくしを膨らましたような形の深海魚で、体は青白いゼリー状で、たるんだ皮膚、大きな鼻、ビーズのような目が特徴だという。ただ体はさほど大きくなく、体長は約30センチだ。

NOAAによると、これまでブロブフィッシュが餌を食べているところを見た者はいないが、英科学協会によると、カニやロブスターが好物だという。
ブロブフィッシュは主に、オーストラリア南東部やタスマニアの沖で見られ、通常は深さ600~1200メートルの海底に生息している。

ワット氏率いる醜い動物保存協会は、容姿に恵まれなかった動物の認知度を高める活動をしている。今回、同協会の新マスコットの候補として、ブロブフィッシュのほかに、鼻の長いテングザル、飛べないフンコロガシ、豚のような鼻のカメなど、絶滅の危機にひんした11種の動物がノミネートされたが、最終的に、ポール・フット氏が推すブロブフィッシュが栄冠を手にした。
醜い動物と称されるのは少々気の毒な気もしますが、このような知られざる深海の生き物でも、ひそかなブームの影役者や一協会のマスコットにまで成り得るんですね。
プロショップ工具魂も知る人ぞ知る、マニアックな世界の影役者のような存在でありたいと思います。
気になった人は是非ブロブフィッシュで検索してみて下さい。