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★2009年5月6日施工

今回のゴールデンウィークは我が家の歴史が始まって第2回目のファミリーキャンプでした。
出発前夜の準備中に起こった突然のトラブル...
8人乗りの僕のスターワゴン、普段は誰も座らないセカンドシート一番左側にある緊急用のシートみたいなシートを引き出す際にレバーの樹脂カバーが破損したので帰宅後早々修理に取り掛かりました。
修理と言っても純正部品の入手が可能なのか不可能なのかはゴールデンウィーク最終日と言う事もあって知るすべも無かったので、ちょうど手元に有った木製ノブを小改造して修理しました。
上の画像では折れた樹脂カバーはレバーの金属製アーム部に残っているんですが、アームは根元からプラスドライバー1本で取り外せるのを確認後、長男坊に解体作業を委託!少々掛っているスプリングに苦労してたみたいですが(笑)
アーム部分を木製ノブのビス穴に挿入するために、ノブに挿入に必要な最小の直径をノギスで測ります。
アームの入り込む最大の断面(穴の最低直径)は7.2ミリでした。ノギスの使用方法は小学校5年生ではまだ習っていないようで丁度良い予習となりました。(その時まで覚えていればですが...^^;)
この日、ボクの工房にはとある訳にてベンチ・バイスが無くバイスプライヤでの応急対応です。木製のノブがキズ付かないように軍手の上から挟みました^^;
もちろん1発目の下穴開けはボクが見本を見せましたが、ちょっとビビらせ慎重さを引き出させ仕上げは長男坊に任せます^^
下穴施工完了後、アーム部を可能な限り自力で挿入させましたが、意外ときっちりはまっておりボクが差し込んだのは僅か数ミリでした。
今回使用した木製のノブは割れる事もなくしっかりしていますし僕が引き抜こうとしても抜けません、なかなか我ながら良い出来です。
完成したので取り付けてみました。少しバイスに加えた際の凹みが生じてしまいましたが実物は全く気にならないレベルで木の質感も良くなかなかのものです^^ 


今回のDIYは大した事では無いのですがボクのような旧車乗りにとって一度は経験する出であろう樹脂製パーツの劣化による破損での修理の一例として、少しでも誰かの役に立てればと思いUPしておきました。
その他のレバー類も今後また壊れることがあったらこの方法で修理して行きたいと思います。純正が一番って人は別として木の質感は温か味も演出でき室内のアクセントにもなるしボク的には、思わぬアクシデントから大満足のDIY室内チューンとなりましたし、破損したパーツで思わぬケガに繋がる可能性だってありますからね。いつもの事ですが出来る限り簡単な作業は子供達にも経験させ修理する事でモノを大切にするという気持ちや道具の正しい使い方やボク流の応用術など自分で『考える』ことを身に着けてもらいたいと思います。



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