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2012年8月11日午前5時作業開始(笑
遠足前夜の小学生のような私、工具魂店長で幾つになってもダメですね~ドキドキワクワクで、お盆休みという事も相まって早朝から作業してしまいました。
先ずラジエターキャップをを外し、次に作業しやすいようアンダーカバーを外してからドレンプラグを緩めて冷却水を抜き取ります。 私の場合、昨年末に冷却水を交換しており比較的新しいので全量抜き取らず、サーモスタット交換の為の必要最低量だけ抜き取りました。 抜き取った冷却水の量は約3リッターです。 こんな時ロートと空いたペットボトルが有れば非常に重宝しますね。
冷却水の抜き取りが完了後、ウォーターポンプ側のアッパーホースを外す作業に取り掛かります。 先ず、作業しやすいよう水温センサーのコネクターを外し、ホースバンドを緩め、ホースを引き抜くのですが多くの場合がっちりと固着したような状況と思われます。 私のスターワゴンの場合、以前アッパーホース交換の際に塗布されてシール材も良く効いており例に漏れず手力では到底抜き取りできない程に固着していました。 こんな時はホームページでもご紹介させて頂いている五十嵐のヲーターポンププライヤーがラジエターホースにジャストフィットで簡単に抜き取り作業ができますよ。
アッパーホースを外した後、2本のボルトで固定されているサーモスタットが収まっているユニットを分解します。 ボルトを外しハンマーで優しくコンコンとすればあっさり、ご開帳です。 ホース内部に残っていた冷却水がこぼれディスびを濡らしてしまいました^^;(先にウエス等で養生することをお勧めします) これまで分解した事が無いのですが、ここにもシール材が??? どうやら以前にも交換されているようです。
新旧比較です。 摘出したサーモスタットは若干へたっている様にも感じ、使用感は十分にあるものの特に変形や欠損、破損は確認できませんでした。 とにかく交換です!
ホースの取り付け部ですが古いシール材を取り除き、良く見ると金属表面がやや荒れていましたのでオイルストーンで8の字を描くように摺り合せ面の面出しをしました。 画像は脱脂直後です。
タイホーコーザイのRTVガスケット(赤)DIY派の必需品ですね。
2012年08月08日のブログでも紹介しましたが購入したサーモスタットキット(部番=MD972908・\2,750円税別)には2枚のシートパッキンが付属していたのですが、念には念をのオマジナイです。 私のスターワゴンの場合実際に使用するパッキンは1枚のみ、もう1枚は形状が違うのでこのサーモキットは他車兼用なのが推測されます
取り付けボルトにも塗布します。 一見無駄に思えるかも知れませんが、これは整備士のかたから教えて頂いた漏洩予防策です。 良い仕事するでしょ!!
部販から頂いた整備書のコピーにはボルトの締め付けトルクは1.0~1.3㎏mと記載してありました。
施工完了から約3時間経過後、事前に軽量しておりた冷却水約3リッターですが念の為、多目の4リッターを作り、ヒーターONにてエアー抜きしながら補給です。 全量抜き取りではないのですが、念の為ヒーターON、OFFを数回繰り返しボコボコとエアーが出なくなったら完了です。
交換から約6時間後、外気温も34℃と高いのでシール材ももう大丈夫でしょう さてエンジン始動です。作業箇所各部に漏れが無いか確認しながらアイドリング約15分後、一般道を制限速度で約30分走行後で、純正メーター読みですが指針は非常に良い位置を示しています。
みなさんの水温はいかがですか?こんなものですよね~^^;



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